春の萌芽期の準備の目土として、真っ黒なので地温上昇効果が期待でき、毎年使用しています。土壌は物理性・化学性・生物性の分野。簡単なようで実はとても難しく、間違った選択をするとその影響は何年も後まで及ぶことがあります。バロネスの目土はとても高価ですが、プロの知見が詰まった家庭用に最も適した目土だと思います。適切な方法で継続使用することで、さまざまななトラブル発生のリスクを低減し、土壌改良が進むことを考慮すれば総合的にはコストパフォーマンスが悪いとは言えません。しかし、趣味の芝生づくりに毎年何万円も庭に撒き続けるのはやはり厳しく、挫折の一因かな?とも思います。会員制のサブスクを設けるなど、長期継続利用者へのコスト配賦を見直していただけると芝生づくりの成功体験が味わえる人が多くなると思います。この上ない良質な製品なだけに、高負荷な価格が惜しいです。※画像は冬の枯芝除去後、バロネス目土を撒いた状態。地面全体が黒っぽくなるので陽の光をよく吸収し、地温上昇効果を高めることが期待できます。